2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

C#の共有メモリで簡単にオブジェクトを共有する方法

C#を使ってプロセス間でデータ共有をする際にオブジェクトを共有する方法です。 プロセス間でオブジェクトを共有したい場合、大抵の場合構造体を定義してメモリに書き込めばすれば良いとネットに書いてあります。ですが、普段クラスで扱っているデータをその…

C#のMemoryMappedFileで作成した共有メモリをC++(ネイティブ)から利用する

C#でMemoryMappedFileを使って作成した共有メモリをVC++(あるいはC言語)から利用する方法です。 条件 .NET Framework VC++ Windows限定(WINAPIを利用) .NET Core & Linuxとかでは全然使えないのでご了承ください。 C#側のコード まずはこんな感じでC#上…

C#のMemoryMappedFile(共有メモリー)でエラーが出たときの対処法

Windows上でサービスなどのシステム権限やAdminisratorsなどの高い権限でMemoryMappedFile使って共有メモリを作成し、一般ユーザー権限のような権限レベルの異なるプロセスから共有メモリをOpenExistingしようとする場合に出るであろうエラーの対象方法です…

PicojsonのJSON書き出しをもっと便利にする

C++でPicojsonというJSONを読み書きするライブラリがあります。 JSONを読みだすときはそんなに苦じゃないのですが、このライブラリを使ってJSONの作成を始めると冗長な表現をする関係でタイプ数が増えて結構面倒なんですよね… // いちいちこんな感じでコード…

Cocos2d-xでOpenSSLを使った256bit AES暗号化・復号化(3.17.1対応版)

以前にCocos2d-xに組み込まれたOpenSSLを使ってハッシュ計算をしましたが今回は、AES暗号化・復号化をしたいと思います。 前回の記事はこちら。 takachan.hatenablog.com 確認環境 確認環境は以下の通り。 VisualStudio2017 Cosoc2d-x 3.17.1 OpenSSL 1.1 AE…

Cocos2d-xでStaticクラスのメソッドやフリー関数をコールバックに指定するマクロ

タイトルにはCocos2d-xと書いてありますが、C++でstaticなメソッドとかフリー関数をstd::bind関数でバインドする方法です。 Cocos2d-xにあるCC_CALLBACK${N}を改造してCC_CALLBACK_S${N}を以下のように定義すると簡単にバインドできるようになります。 // 任…

【C#】リストから要素をランダムにN個取得する

今回は、リストから要素をN個取得する実装方法の紹介をしたいと思います。 いちど選んだ要素はもう使わない + データを取り出した後に元のリストが変化しないように実装していきます。 確認環境 使い方 RandomUtilクラス 関連記事 確認環境 実装環境は以下の…

C#でDictionaryのキーに複数のキーを設定する

2022-01-31 DictionaryのKeyに指定するオブジェクトを工夫することで複数のキーを指定できるようにしたいと思います。ただし、検索する見かける Tuple を使用した複数の値の組み合わせを Dictionary のキーに指定する方法はが見づらい & 値の意味が不明瞭化…