もう1月終わっちゃいそうなんですが、去年1年間IT産業に従事して、意味が分からなかったというか、本当に意味わかってんのかというか、発言者の人柄というか、効いた頻度というか、とっても違和感を感じた言葉をまとめてみました。いちおう1回以上リアルで聞いた覚えがあるものを上げています。
ちなみに順位が高いほど言葉に言霊が宿ってるのか記憶障害が発生して意味の把握が微妙です。
6位 コア・コンピタンス
企業の強み
この言葉の凄いところは、日本語に完璧に言い換えが可能なところだと思ってます。
用例
- 「わが社のコア・コンピタンスは(ry」
- 「わが社の強みは(ry」
「なんでわざわざ英語で言った?」
コア・コンピタンス (Core competence)とは、ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。ゲイリー・ハメル(英語版)とプラハラード(英語版)がハーバード・ビジネス・レビュー Vol.68(1990年)へ共同で寄稿した「The Core Competence of the Corporation[1]」の中で登場し、その後広められた概念である。「顧客に特定の利益をもたらす技術、スキル、ノウハウの集合である」と説明されている。 両氏の定義によると、コア・コンピタンスは次の3つの条件を満たす自社能力のことである[2]。
5位 コンセンサス
合意
これ、明らかに総理大臣が使ってるから、ニュースで知って使い始めたという人が散見されました。
「複数の人による合意」のことです。
用例
- 顧客とコンセンサスをとってくる
- 顧客と合意してくる
「コンセンサスを『とってくる』」って何ですかね?ルー語かなにかですかね?
4位 アジェンダ
議題の一覧
もうここら辺から早くも意味がよくわからなくなってきますね。会議の進行予定とかだと思います。
用例
- 今日の会議のアジェンダです
- 今日の会議の議事一覧です
会議における検討課題、議題、議事日程。(公的機関の)スケジュール、行動計画、日程表。ラテン語の「agenda」(「行動する」という意味の動詞「agere」の動形容詞「agendus」の中性複数形)に由来する。
3位 アグリー
合意?肯定的な反応
- その意見にアグリー
- Y田さんに100ポイント
アグリーバードなんつって。いきなりアグリーと言われて反応できるやつは敵だと思う。
アグリーは「同意する」「賛成する」という意味
2位 ダイバーシティ
多様性
あー、、あのお台場にあるやるね。そうそう。知ってるしってるー。ダイバーシティでしょ?
用例とか思いつかんわ。南の島で酸素ボンベしょって思う存分やってこい。
「多様性」などの意味を持つ英語
1位 インフルエンサー
イラァ、、、
意味不明、有名人のステマからの商品購入行動?
言葉の響きに言霊が宿ってるのかってくらい何だか、心中穏がざわつきますね。
リアルで言ってるのを聞いたときは逆に感動してしまいましたが。
あ、40度くらいの高熱が出るやつ。一応言っておこうかなと。
インフルエンサー(MarkeZine)https://markezine.jp/word/detail/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC
有名人やスポーツ選手、有名ブロガーのような、自身のブログやSNS、メディアへの露出などで商品やサービスを紹介することで、大多数の消費者に大きな影響力を発揮するキーパーソン。
番外編
番外編は、特に今年に限ったことじゃありませんが、自分で使いながら2016中何だか変な言葉だなと思った言葉とか、リアルでは見なかったけどネットで見かけた言葉とかです。
シリアル化
オブジェクトからXMLやJsonなどへデータ形式を変換すること。逆シリアル化、デシリアライズはその逆
ハンドル
ファイルハンドル、ウインドウハンドル、スレッドハンドルなどなど。ドザー系プログラマーがOSから借りてくる資源。返さないと交通事故(リーク)が起きる、握らずにはいられない中毒性のあるハンドル。
オウンドメディア
卵産む鶏の事だよ。オンドリー。
さいごに
すいません、書いてて多少イライラしてしまったので内容がちょっと荒れました。
こうやって振り返るとマーケティングというか広告業界発の言葉は破壊力が高いのが多いみたいですね。
割とよく言われていますが、カタカナ語で言っても意味が伝わらない、本質がぼやける、ぼく個人がイラつくなどいろいろ効果があるので日本語に言い換えられるならそうしたほうがいいと思います。