ちょっと前に、VisualStudio2013へ.NET4.5.2の導入の仕方を書いたけど.NET4.6も同じような手順で導入できます。
背景的なもの
.NET4.6はVisualStudio2015買ってね。的な事をMSさんおっしゃってますが、IBMじゃあるまいしターゲット変えるだけでIDEを毎回毎回買い替える訳に行きません。
っていうか.NET4.6使いたいんでVisualStudio2015買っていいですか?なんて稟議書が通るような環境じゃありません。
なので、既存資産を有効活用するべくVS2013で.NET4.6開発できるようにしたいと思います。
現在の状態の確認
VSを立ち上げてプロジェクト作成画面で選択可能な.NETのバージョンを確認します。
前回導入した4.5.2までしか表示されていません。
MSのサイトから開発者キットをダウンロード
.NET Framework 4.6 Targeting Pack
リンク切れの場合「.NET Framework 4.6 Targeting Packk」で検索お願いします。
何故か、4.5.2は「Developer Pack」だったのに、4.6では「Targeting Pack」に微妙に名前が変わっています。意地悪ですね。
そこから2つexeをダウンロードし実行します。
安全のためインストーラを起動する前にVisualStudioは閉じておきましょう。
両方選択します。
最初に、「NDP46-TargetingPack-KB3045566.exe」、次に「NDP46-TargetingPack-KB3045566-JPN.exe」の順にインストールします。
VisualStudioの再起動
VSが起動したらプロジェクト作成画面を確認します。
特に問題なく利用可能になっています。
最後に
とはいったものの、.NET4.6が最初から入っているWindows10は雀の涙な数しか普及していないのでソフトを4.6でコンパイルして配布してしまうと最悪、起動せずに、「なんだこのゴミ?起動しねーしwww」となり、使われる前にポイっっとされてしまう可能性があるのでこのバージョンを今すぐ採用するかどうかは結構悩ましいですね…