以下タイトルを借用しブログを書くことにする。
「自分でやったほうが早い」でチームは滅ぶ
このエントリーのタイトルは願望である。今自分の所属するチームのプロジェクトリーダー(=偽リーダー)のに対し最早我慢の限界であるが故に、激怒した内心を基に記事を書く事にした。従って以下は只の愚痴である。
タイトルの「自分で何もしない偽リーダー」の定義は
- 自分からは積極的にアクションを起こさない
- 組織課題より個人の感情を優先してよい(興味のないことはしなくてよい)
- 優先した結果利益につながらなくともよい
- 成果物定義、プロジェクトのゴール、品質、管理すべてを丸投げ
のほかに、
- 「自分の意見は一切言わないが、成果物を見て後から評価する。」
が加わる。そして監督責任を完全に放棄した挙句、最後に外注を指さし
- 「あいつら使えない」
と言い放つ一連の行動が何もしないの定義である。サイボウズの記事中の[丸投げ]行為を「肯定的丸投げ容認論」とするとこちらは「クソガキのわがまま」程度に次元が違う。
とにかく最初はリーダーだと思いやり方があるのかと期待したがどうもそうでは無いようだ。プロジェクトにおける成果物の定義をせず指示を出さない。コミュニケーションを取らない。文章も発行しない。目の前に既に始まったプロジェクトがあるのにも関わらずだ。こういった場合、担当エンジニアが現状を自身の理解で汲み取り製品を作成する事になり、リリースする製品成果物は望ましい開発プロセスを経ないまま品質検査が実施される事になる。必然的に、あるべきドキュメントが存在しない。結合度の高い利口なUIが製造される。仕様と不具合の境界が曖昧。等の様々なトラブルが発生する。また現場のエンジニアも着地点が見えない不安感と常に戦うことになるのだ。
文章にするとわざとやってるんじゃないかと思える明快な業務放棄だが、当の偽チームリーダーは、(恐らく)仕事をしている気になっている。更に、数人しかいない開発チームメンバーに対し情報を隠蔽し、好きなように文句を言い、現場のエンジニアのモチベーションを低下させておきながら、「開発チーム」の出す成果にただ乗りしているからだ。(それが証拠に既に1年になるが、偽リーダーがプロジェクトのために作成した文書を一切見たことが無い)
正にその弊害として、以前までは出せていたWBSに基づいた見積もり能力がチームから消え失せた。明らかに品質も低下している。意思決定がなされないため担当の向いている方向はバラバラだ。抵抗を試みているが立場が上というのがどうにもよろしくない。自分自身のモチベーションの問題も発生しつつある。
この様な開発チームに害を与える偽リーダーは一刻も早く死滅するべきである。
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